凄く共感できるニーチェの言葉7選

雑学

ドイツの哲学者であるニーチェは生きている人間のための哲学的な言葉を沢山残しています。

その中でもおすすめしたい言葉を紹介したいと思います。

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土足で入る人とはつきあわない

親しくなれば相手の私事に立ち入ってもかまわないと考えているような種類の人間とは、決してつきあわないことだ。そういう人は、家族のようなつきあいと称しながら、結局は相手を自分の支配下と影響下に置きたがっているだけなのだ。

友人関係の場合でも、互いを混同しないような気遣いと配慮はたいせつだ。

そうしないと、友達でいることもできなくなる。

親しくなったりすると人のプライベートにまで口を挟んでくる人がいますよね。

自分が好きなように生きているのでそこまで偉そうに言ってくるなと思うことがあります。

そういう人にはプライベートに口を挟まないでくれる⁉︎って僕は言ってますが、それでも治らない場合は自分の情報を一切話さず、関わることを減らすようにしています。

そういう人の心理ってこういうことだったんだぁと思いました。

友情の才能が良い結婚を呼ぶ

子供というものは、人間関係を商売や利害関係や恋愛から始めたりなんかしない。まずは友達関係からだ。楽しく遊んだり、喧嘩したり、慰め合ったり、競争したり、互いに案じたり、いろんなことが二人の間に友情というものをつくる。そして、互いに友達になる。離れていても、友達でなくなることはない。

良い友達関係を築いて続けていくことは、とってもたいせつだ。というのも、友達関係や友情は、他の人間との関係の基礎になるからだ。

こうして良い友達関係は、良い結婚を続けていく基礎にもなる。なぜならば結婚生活は、男女の特別な人間関係でありながらも、その土台には友情を育てるという才能がどうしても必要になるからだ。

したがって、良い結婚になるかどうかを環境や相手のせいにしたりするのは、自分の責任を忘れたまったくの勘違いということになる。

結婚した時点でお互いに責任が生じますね。

結局は他人同士なので少しのいざこざはあると思います。

ですが、それを相手のせいにするのではなく思いやりを持って接していくのが大事だなと思いました。

芸能人の不倫問題が絶えず起こってますね。

しかも子供がまだ小さいうちにです。

それはもう責任を全然感じず生きている証ですね。

ペンギンは一回ペアになると死ぬまで一生寄り添うそうです。

素敵ですね!

安定志向が人と組織を腐らせる

類は友を呼ぶというけれど、同じ考えの者ばかりが集まり、互いを認め合って満足していると、そこはぬくぬくとした閉鎖空間となってしまい、新しい考えや発想が出てくることはまずなくなる。

また、組織の年長者が自分の考えと同じ意見を持つ若者ばかりを引き立てるようになると、その若者も組織も、確実にだめになってしまう。

反対意見や新しい異質な発想を恐れ、自分たちの安定のみに向かうような姿勢は、かえって組織や人を根本から腐らせてしまい、急速に頽廃(たいはい)と破滅をうながすことになる。

僕の職場でもそうですが部長は仕事は出来るんですが、相当クセが強いです。

自分勝手というか。

しかも自分に都合の良い人としか接しず、それ以外とは言いかたもキツくほとんど話すことも無いです。

この名言を読んだ時、僕の職場はもう衰退しているんだなぁと感じました。

皆んな部長の言うことにぺこぺこ聞いて、同じ考えで仕事してますからね。

そう考えると少し気が楽になったので、同じような人がもしいたら、「あぁこの職場はもう終わってるんだなぁ」と思うようにすると良いですよ!

人のことをあれこれ考えすぎない

他人をあれこれと判断しないこと。他人の値踏みもしないこと。人の噂話もしないこと。

あの人はどうのこうのといつまでも考えないこと。

そのような想像や考えをできるだけ少なくすること。

こういう点に、良き人間性のしるしがある。

簡単にあの人はどうのこうのと判断して誰かに愚痴ったり言いふらしたりする人がいますが、そういうような人間にはなりたくないものですね。

自分の弱さと欠点を知っておく

成功している人は、すべてにおいて強さがあり、運に恵まれ、考えや行動がすこぶる効率的で、何事においても人並みはずれて要領が良いように見える。ところが、彼らにもまた、ふつうの人と同じように欠点や弱さがあるものだ。

ただし彼らは、欠点や弱さが誰からも見えないように奥底に隠しているわけではない。むしろ、それらをあたかも強さのバリエーションであるかのようにカムフラージュして見せているのだ。その点において、他の人たちよりも老獪(ろうかい)なのだ。

これができるのは、彼らが自分の弱さと欠点がどういうものであるかを熟知しているからだ。たいがいの人は、自分の弱点については見て見ぬふりをする。しかし彼らは、それをよく見つめて理解している。そこがふつうの人とは異なっているのだ。

強くなるための悪や毒

天高く聳え(そび)ようとする樹木。そういう木々が成長するために、ひどい嵐や荒れる天候なしにすますことができるだろうか。

稲が実るために、豪雨や強い陽射しや台風や稲妻はまったく必要ないのだろうか。

人生の中でのさまざまな悪や毒。それらはないほうがましで、ないほうが人は健全に強く育つのだろうか。

憎悪、嫉妬、我執、不信、冷淡、貪欲、暴力。あるいは、あらゆる意味での不利な条件、多くの障碍(しょうがい)。これらはたいていうとましく、悩みの種になるものだが、まったくないほうが人は強い人間になれるのだろうか。

いや、それら悪や毒こそが、人に克服する機会と力を与え、人がこの世を生きていくために強くしてくれるものなのだ。

嫌なことにはあまり取り組みたくは無いですが、それから逃げていてばかりでは人の成長はないんですね。

苦労していた方が人としての魅力は上がるのかも知れません。

愛と尊敬は同時にはもらえない

尊敬するということは、相手との間に距離がある。そこには畏敬というものが指しはさまっている。相手との間には上下関係が生じており、力の多い少ないの差がある。

ところが、愛というものにはそういう眼はない。上下も区別も力もいっさい認めずにくるみこむのが愛だからだ。

だから、名誉心の強い人は愛されることに反抗する気持ちがある。愛されるよりも、尊敬されることのほうが気持ちよいのだ。

したがって、自尊心の強すぎる人はしばしば愛されないことになる。人が愛も尊敬をも欲しがる気持ちはわかるが、やはり愛を選んだほうが心地よいだろう。

僕は尊敬されることが無いので、必然的に愛される方になります。

しかし、愛されるっていうのは結構難しいですよね。

手を差し伸べてあげたいとか、救ってあげたいとか思われるようにしたいものですね。

おわりに

ここで紹介した言葉は以下に載せている本から7つ選びました。

実際190の言葉があり、僕が感銘を受ける言葉がまだまだあります。

落ち込んだ時やイライラした時などに付箋を貼ったところを何回も読んだりしています。

哲学系が好きでは無い人もいると思いますが、自分の悩みなどがこの本を読むだけで和らぐので、僕にとっては無くてはならない本だなと思っています。

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